青森市営日野車

青森市交通部　日野車編(U-代～)

U-代からは路線ボディの貸切仕様車や，ワンステップ車も導入されるようになりました．

川崎市営からの転入車で，5台が導入された．転入車としては初のワンステップ車．前年に導入された三菱車と同様に内装はそのままであるが，後部方向幕は撤去されている．

U-となりライトは角形となった．LEDの特徴を生かした臨時輸送用の方向幕を表示している．

95年より導入される車両は低床車となったが，最初は偏平タイヤによる低床車が選ばれた．また日野車はこの年以降一般路線用も高出力型が選択された．フォグランプも角形となっている．

98年にのみ導入されているワンステップ車．大型の側窓が特徴であり，上部引き違い窓の初導入でもある．

98年からの一般低床車はクーラーがビルトインタイプに変更されたため，屋根上がすっきりしている．

99年に導入された車両のうち，日野はこの1台のみが上部引き違い窓のニーリング機構装備車となっている．ニーリング機構装備車は3台いるが，全車が西部から東部に転属している．

2000年には青森県内で初のブルーリボンシティが導入された．日野大型では初のスロープ付きワンステップ仕様で東部営業所に1台が配置されている．

青森市営で初のノンステップ車．いすゞのOEM供給による日野車で2台が東部(営)に導入された．路線を限定して使用されている．

この年初めて導入された空港専用の高出力トップドア車両であるが，競輪輸送にも入ることがあった．空港・貸切車両の方向幕は巻取り式のものが最後まで使用されていた．日野車はこの年のみの導入で4台が東部(営)に所属していた．2009年に運用廃止に伴い除籍となった．

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